屋外作業

荒れた庭の雑草を自分達できれいにしてみた

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放置して荒れた庭の雑草は、時間が経てば経つほど手を付けるのをためらうほどの状態になってしまいます。

今回は、空き家歴17年・3年以上完全に放置していた母の実家の庭を、私と母で少しずつ整えていく様子をまとめました。(作業日:2025.11.19)

この日の目標は“家の周りを歩いて回れるようにする”ことです。

この記事で分かること
  • 3年以上放置した空き家の荒れた庭の状態
  • 手作業での庭の手入れと雑草の処分方法
  • 荒れた庭も4時間の作業で家の周りを歩けるようになった!

実際に使用した道具や、作業前後の写真、作業時間なども併せてお伝えします。

同じような状況の庭をどうにかしたい方にとって、リアルな目安やヒントになれば嬉しいです。

3年以上放置した空き家の荒れた庭の状態

3年以上放置して荒れた庭の状態
  • 外から見ると家が見えないくらいにまで植物が育っている
  • 以前車を停めていたスペースは背の高い雑草がたくさん生えている
  • 外の門から玄関への小道も植物が育ちすぎて通りづらい
  • 中庭、裏庭も雑草がたくさん生えている
  • ひっつき虫や蔓系の植物が大量

大きな木の剪定などは業者へ依頼しなければならないかもしれませんが、全て依頼するとコストがかかりすぎるので、出来る所は自分たちで頑張ります。

手作業での庭の手入れと雑草の処分方法

今回の目標は“家の周りを歩いて回れるようにする”ことなので足元の雑草を中心に作業をしていきます。

準備したもの
  • 園芸用手袋
  • 草刈り鎌
  • ノコギリ(大、小)
  • 剪定バサミ(大、小)
  • ビニールシート(猫車でもOK)

服装は葉っぱが付きにくいツルツルした生地がオススメです。

手袋は軍手ではなく、手にフィットして滑り止めや防水性のある園芸用手袋が、作業しやすくてオススメです。

草刈り機の使用も検討しましたが、所々カズラなどのつる植物が生えていて機械に巻き付くので今回は使用せず、手作業で刈り取りました。

今回の作業

【午前】駐車スペースと中庭の雑草

【午後】裏庭の雑草と中庭の枝

刈った後の草の処理についてですが、私たちはビニールシートへまとめて、山積みになってきたら家の裏(元畑)へ持っていき、ひとまとめにしています。(土に還します。)

野焼きは法律で禁止されています。

土に還すか、自治体の指示に従ってゴミ出しするか、専門業者へ回収依頼をしましょう。

駐車スペースの雑草|鎌と剪定ハサミで分担作業

草抜きをする量の雑草ではないので、草刈り鎌や剪定バサミで刈って行きます。

草刈り機の使用も考えましたが、所々つる植物が生えていて、草刈り機に巻き付く可能性があるので、今回は手作業で除草することにしました。

母は草刈り鎌で柔らかい雑草を刈り取っていきます。

私は剪定ばさみで少し硬めの雑草を切っていきます。

私は慣れない作業にモタついていましたが、母は早い!早すぎる!

1時間程度でこの状態にまでなりました!

中庭の雑草|つる植物は家へ近づけさせない

赤く丸をしているところが門ですが、色んな植物が生えっぱなしで、通るのをためらうくらいの状態でした。

ここも先ほどと同じように刈っていきます。

中庭はカズラなどのつる植物が玄関先の足元まで伸びていました。

つる植物
  • 日の当たる方へ向かって一気に成長
  • いろんな場所へ根を張る、巻き付く、登っていく
  • 家を覆い始めると壁や屋根の傷み・湿気・害虫などで家の劣化が加速

劣化を避けるため、とにかく家に近付くつる植物を刈り取っていきます。

このまま手入れしていなければ来年は家を登り始めていたと思うので、そうなる前に作業ができてよかったです。

今日は足元の雑草を刈るだけなので、玄関と門の間の作業は30分程度で少し通りやすくなったと思います。

裏庭の雑草|服に付いたひっつき虫を簡単に取る方法

ここはつる植物だけでなく、色んな種類のひっつき虫が多く、手間取りました。

ひっつき虫は大量に服に付いて取るのが大変ですが、この日の母はご近所さんにひっつき虫の簡単な取り方を聞いたので試したいとワクワクしていました。

ひっつき虫の取り方

ウェットティッシュで拭き取る

これだけです。

実際試してみたらウェットティッシュの方にひっつき虫が絡まってくれて、確かに一つずつ取り除くよりも早く取れました。

ご近所さん、素敵な知識をありがとうございます!

そして作業は、1時間弱程度でこの状態にまでなりました。

刈った草は、アフター写真の右側へ山積みにしています。このまま土に還す予定です。

中庭の枝切り|枝や小さな木を切る

ここまで進める予定はありませんでしたが、一度枝を切り始めると想像以上に見た目がスッキリしていくので、だんだん楽しくなってきて、とうとうノコギリで木を切り始めてしまいました。

初心者が木を切る際のポイント
  • 細い木や邪魔な枝から切る
  • ケガをしない程度の大きさで少しずつ切っていく(一人で運べるくらいの大きさが目安)
  • 太く大きな木には手を出さない

初心者は“ケガに気をつけながら少しずつノコギリに慣れる”←コレ大事です。

使用しているノコギリによりますが、そのノコギリの持っているポテンシャル以上の大きさの木を切ろうとすると体力の消耗が激しいです。

そしてトレーニングと同じように、経験なく自分の力や知識を過信しすぎるとケガをしてしまう可能性もあるので、枝切りから始めて少しづつコツを掴むのがオススメです。

私も母も無我夢中で作業していましたが、夕暮れが近づいてきたので今回の作業は終了です。

荒れた庭も4時間の作業で家の周りを歩けるようになった

目標どおり、家の周りを歩いて回れるようになりました。

全体の作業時間は4時間弱くらいです。

家の外側から見るとまだまだ変化はないですが、中側からだと木の間から向こうの景色が少し見えるようになりました。

今回の豆知識
  • 家の劣化を防ぐため、カズラなどのつる植物は家へ近づけさせないように取り除く
  • ひっつき虫はウェットティッシュで拭くと取りやすい
  • 初心者が木を切る時は、ケガに気をつけて枝切りや細い木から切る
  • 刈った雑草や切った木の枝は土に還すか、自治体の指示に従ってゴミ出しするか、専門業者へ回収依頼をする

作業後の雑草は土に還すで良いですが、木の枝はどのように処分するか考えなければなりませんね。

実際に作業するまで、どの程度進むか想像できませんでしたが、思いのほか進みました。

とはいえ、このペースだと庭全体がきれいになるまでどれくらいかかるのか、見当がつきません。

素人が庭の手入れをするとどれくらいかかるのかというのは、私の中での一つの楽しみです。

この作業の進み具合も一つの参考になれば嬉しいです。

自分で手入れをするのが厳しいと思われる方は、業者へ依頼をして一度庭全体をリセットしてもらうのも良い選択肢だと思います。

次回は、見通しが悪い道路沿いの枝切りをしていこうと思います。

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